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ツキノワテリムク

2019-05-21 | 16:20

セレンゲティやンゴロンゴロ、マニヤラ湖、タランギレなど、北部タンザニアの保護区でサファリに出ると必ず出会う鳥がいる。それがこのツキノワテリムク。非常に美しい鳥で、 Superb Starling (華美なムクドリ)という実に安直な英名を持つ。 キャンプ場やピクニックサイトに残飯狙いでうじゃうじゃやってくるので、見つけるのは簡単、というかメシの邪魔をするのでカラス並みに迷惑で、バードウォッチングの観点からは雑魚に近い存在なのだが、まともな写真を撮るとなるとこれがなかなか難しい。というのも足元に寄ってきたり、テーブルに乗っかってせわしなくちょろちょろ動き回るので、自然で綺麗な背景を入れ込むことが困難なのだ。加えてテリムクドリは、その名の通りテカっている。これが曲者で、光の向き次第では逆に真っ黒に見えてしまう。背景と光線、そして相手までの距離(手元のレンズの焦点距離)がマッチングした時にのみ、まともな写真が撮れる。190516_starling2_.jpg

この写真は先週ンゴロンゴロ・クレーターのピクニックサイトで昼飯中に撮影した。機材はニコンD500に500mm f/5.6E PF。鳥を撮るには最高のコンビネーションで、750mm相当の画角を物凄くコンパクトなパッケージで、それも素晴らしい高画質で実現している。しかも適度に被写界深度が深いので、ピント合わせの際の許容範囲が広い。500mm f/4クラスのレンズだと極めてシビアにピントを合わせねばならず、モノがデカ過ぎて取り回しが困難な上に相手を驚かせてチャンスを逃すケースが多発するが、500mm PF ならそんな心配もない。加えて最短撮影距離が3m以下なので至近距離のターゲットにも容易に対応できる。この組み合わせを手に入れてからというもの、サファリでの写真の打率がかなり上がったと感じている。
190516_starling.jpg
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